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【Pro Toolsショートカット入門】12. ショートカットのカスタマイズとショートカットプリセットの活用

Pro Toolsでは、ショートカットをカスタマイズしたり、既存のショートカットプリセットを活用したりすることができます。以下では、その方法について詳しく説明します。

A. ユーザー独自のショートカットの作成とカスタマイズ方法

  1. ショートカットウィンドウを開く:
    • Pro Toolsのメニューバーから「Setup」→「Preferences」を選択します。次に「Operation」タブを選び、左側のリストから「Keyboard」を選択します。
  2. 新しいショートカットを作成する:
    • ショートカットウィンドウの右上にある「New」ボタンをクリックします。新しいショートカットが追加され、編集モードに入ります。
  3. コマンドを割り当てる:
    • 「Command」カラムで割り当てたいコマンドを選択します。例えば、「Edit」→「Duplicate」を選択した場合は、そのコマンドが表示されます。
  4. キーを割り当てる:
    • 「Keystroke」カラムで割り当てたいキーを押下します。例えば、「D」キーを押下すると、そのキーが表示されます。
  5. ショートカットを保存する:
    • ショートカットを作成したら、「Save」ボタンをクリックして変更を保存します。自分のショートカットプリセットとして名前を付けることもできます。

B. 既存のショートカットプリセットの活用と共有方法

  1. ショートカットプリセットの選択:
    • ショートカットウィンドウの右上にある「Default」ドロップダウンメニューから、標準のショートカットプリセットを選択します。他にもユーザーが作成したプリセットやダウンロードしたプリセットも利用できます。
  2. プリセットの共有:
    • 自分の作成したショートカットプリセットを他のユーザーと共有する場合、ショートカットウィンドウの右上にある「Export」ボタンをクリックします。保存先を指定し、プリセットをエクスポートします。共有したいユーザーにファイルを渡し、彼らがインポートすることができます。

まとめ

Pro Toolsでショートカットをカスタマイズしたり、既存のショートカットプリセットを活用したりすることで、作業効率を向上させることができます。自分の作業スタイルや好みに合わせてショートカットを調整し、独自のワークフローを構築しましょう。

次回は、「ショートカットを活用したワークフローの最適化」について詳しく解説します。お楽しみに!

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