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RX 9 – iZotopeの【Elements/Standard/Advancedの違いは?どれを買えば良いの?徹底比較しました】

 

RX 9はiZotopeのすごいプラグイン。

RX 9はスタンドアローンで使用できますが、プラグインとしてDAWで使える機能もあります。

ノイズの除去や、曲の中からボーカルだけ抽出するなど、録音済みのファイルを後から自在に修正できてしまうできれば教えたくないプラグイン。どんな種類があるのか。

RX 9の種類

  • RX 9 Advanced
  • RX 9 Standard
  • RX 9 Elements

の3種類があり、単純には上位版になるほどすごい。けどできるだけコスト抑えたいのが人情というもの。もしくはセット販売でElementsは持ってるけどアップグレードは必要?!と思いがち。

ということでこの記事では、Elements/Standard / Advancedで使える機能や使い方をチェックして比較いきます。

Music Rebalance【Standard/Advancedのみ】

Music Rebalanceは一言で「とんでもない機能」です

曲からボーカルだけ抜き出す
曲からボーカルを除去
ミキシングされた曲のバランスを変える

を簡単にできてしまいます。

RX 8からは、さらに高精度にスムーズな作業が可能となりました。

似たような機能を持つツールもありますが、RX 9とてもかんたんですごい。

完成された曲を、あたかも各トラック分けする事ができます。カラオケも作れます。
DTMerにとって、まちがいなく欲しい機能。古代人が自分を冷凍保存して買いにきても不思議はない機能と言えます。

Repair Assistant

RX 7からの新機能。

マイクで録音したノイズが乗ってしまったサンプルやトラックを修正作業ができてしまいます。

ゴイスー

De-hum【Standard/Advancedのみ】【新機能】

De-humは、ハム音(ブーンという電気的なノイズ)を除去するツールです。

RX 9はオーディオのクオリティをキープしつつ、より正確に、そしてかんたんに処理をすることができます。

選択した範囲だけ復元も【Standard/Advancedのみ】【新機能】

RX 9では、全体を処理したあとに選択した部分だけを元ににもどすことが可能。

最大30の履歴がリスト表示され、よりスムーズな作業ができます。

Guitar De-noise【Standard/Advancedのみ】

RX 8から追加された機能。

録音されたギターサウンドから、さまざまなノイズを取りのぞくことが可能。アンプから発生したハムノイズやバズノイズなどを検知し、クリーンなサウンドに仕上げることができます。

ゴイスー。

Loudness Control【Standard/Advancedのみ】

放送、ストリーミング用に基準とされているラウドネス値(ボリューム感)をチェックし、プリセットですぐに仕上げることができます。

自作曲など何かしらのストリーミング系サービスを利用すると思いますがその時に「聞こえへんな?」となっては話になりません。それをワンタッチでサポートしてくれます。

Dialogue Isolate【Advancedのみ】【新機能】

Dialogue Isolateは、収録されたサウンドに混ざってしまった足音・交通音・ざわめきなどをカットし、会話のサウンドがくっきりと聞こえるようにしてくれます。

RX 9では機械学習を利用し、アルゴリズムがさらに進化。よりクリアな抽出が可能となっています。

ポスプロでの使用が主になるかと思いますが、DTMでサンプリングネタの処理などにも役立ちます。

Ambience Match【Advancedのみ】【新機能】

Ambience Matchは、読み込んだ素材からバックグラウンドノイズなどのアンビエンスを生成。さまざまなダイアログ素材などを、シームレスにつなぐことができ、より自然な雰囲気を演出してくれます。

Spectral Recovery【Advancedのみ】

Spectral Recoveryは、ビデオ通話などのリアルタイムストリーミングの際に圧縮されてしまう高域のサウンドを復元できる新機能です。

Advancedのみで使用可能となりますが、サンプリングしたい場合など、持っていればDTMの使用にも応用できる機会は多々ありそうです。

Wow & Flutter【Advancedのみ】

Wow & Flutterを使うと、レコードやテープで発生してしまった揺れを修正することができます。

こちらもAdvancedのみで使用可能ですが、よりクリーンなサウンドでサンプリングしたい場合などに使えます。

RX 9 – iZotopeそのほかの機能まとめ

さて、ここからはRX 9のその他機能についてザッとまとめていきます。

RX 9の各モジュールはRepair・Utility・Measurementと、3カテゴリーのツールにわけられています。

Repairツール: ノイズ除去などオーディオファイルを細かく修正

RX 9にはオーディオファイルを細かく修正できる機能を、数多く搭載。

下記に、それぞれの使い方をかんたんにまとめました。まずはメインとなるRepairツールからチェックしていきます。

なお、上でピックアップしたDe-hum・Dialogue Isolateなども、こちらのRepairツールにふくまれます。

De-click

クリック音(パチッとかプチッという音)を除去します。

De-clip

クリップ(レベルオーバーによる音割れ)を修正します。

Voice De-noise

マルチバンドゲート的な仕組みで、ノイズを除去します。
ADAPTIVE MODEではスレッショルドを自動設定してくれます。

Breath Control【Standard/Advancedのみ】

ブレス音(息継ぎ)を除去します。
ボーカルの処理に。

De-bleed【Standard/Advancedのみ】

録音時、意図せず他のマイクに漏れてしまったサウンドなどを除去します。

漏れてしまった音(BLEED SOURCE TRACK)と、混じってしまった音(ACTIVE TRACK)の2つを用意して使います。

De-crackle【Standard/Advancedのみ】

クラックル音(入り混じった小さなクリック音の集合)を除去します。
クリック除去した後、さらにクラックル除去を重ねたりして使います。

De-reverb【Standard/Advancedのみ】

リバーブ音(残響)を除去します。
自分で録音したサウンドも、簡単にドライな質感にできます。

De-plosive【Standard/Advancedのみ】

破裂音を除去します。
破裂音とは、[p]や[b]などの発音時に口が一瞬閉じて開く時などに出る音のこと。

De-ess【Standard/Advancedのみ】

[s][x][f][sh]などの発音時に出る耳障りな高周波を除去します。
シュ!みたいな音。

Interpolate【Standard/Advancedのみ】

クリック音を、選択範囲に応じて生成されたサウンドに置き換えてくれます。

Mouth De-click【Standard/Advancedのみ】

口の動きで出るノイズを検知して除去します。

Spectral De-noise【Standard/Advancedのみ】

不快なノイズを分析して、除去してくれます。
野外での風の音など、複雑なバックグラウンドノイズの除去に便利です。

Spectral Repair【Standard/Advancedのみ】

選択範囲のノイズを分析し、その音を小さくしたり、周辺の音と置き換えたりしてくれます。
犬が吠える音からギターノイズにまで。

その他【Advancedのみ】で使えるRepairツール

その他、AdvancedにはDialogue De-reverb・Dialogue Contourなど、主に会話やセリフのオーディオを修正する機能が充実しています。

Utilityツール: EQやピッチ変更なども

RX 9にはUtilityツールとして、DAWにもあるようなEQ、ピッチ変更、タイムストレッチなどの機能が搭載されています。

おもにDAWでプラグインとしてRX 9を使用するDTMerであれば、はわざわざこのあたりの機能を使う必要はないかな、と思います。

Measurementツール: アナライザーやマーカーなどで便利に

またRX 9には、Measurementツールとして、通常のSpectrum表示やマーカーを打っておける機能があります。

特徴的なところとしてはFind Similarが便利に使えます。
選択した範囲と似たような箇所を自動的に検出し、ワンタッチで選択してくれます。

長いファイルを細かく修正していかなければならない時などに役立ちますね。

RX 9 – iZotope Elements/Standard/Advancedの比較【結局どれがおすすめ?】

リミックスやサンプリングをしたいならStandardはマスト!

リミックスやサンプリングをガンガンしたいDTMerにとってStandardで使えるMusic Rebalanceの機能はマストです!

この曲のボーカルorインストだけがどうしても欲しい…

という望みをRX 9 Standardは叶えてくれます。

動画を制作したり、ハイクオリティな処理をするならAdvancedが活躍!

さらにサウンドを作り込みたい場合は、Advancedの機能を使ってより柔軟で自由な制作の幅がひろがります。

かんたんな修正作業をしたいならElementsでもOK。

サクッとノイズの除去などだけしたいのであればElementsの機能でも十分OKだと思います。

自分がやりたいことに合わせて選んでみてください。

ちなみに、ちかいところのオーディオリペア・スペクトルエディットソフトだとSpectraLayers Proも高機能。あわせてチェックしてみてください。

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