Pro Tools Studioで一つのセッションで違うタイムコードに、複数のビデオを貼っている人がいました。本来ならアルティメット版でしか出来ないはず。どんな理屈ですか?詳しい手順を教えてくれませんか?
Pro Tools Studio
対象ユーザー:個人のクリエイター、ミュージシャン、小規模なスタジオ
主な機能:
- 最大128オーディオトラック、512インストゥルメントトラック
 - 32入力/32出力のサポート
 - ベーシックなビデオ編集機能(1ビデオトラックのみ)
 - ベーシックなミキシングとエフェクト
 - Standard MIDI編集機能
 - 内蔵のエフェクトとインストゥルメントの基本パッケージ
 - ベーシックなオーディオ編集ツール
 
制限:
- 複数のビデオトラックをサポートしない
 - 高度なサラウンドサウンド編集機能の欠如
 - Pro Tools Ultimate限定の拡張機能やプラグインが使用できない
 
Pro Tools Ultimate
対象ユーザー:プロフェッショナルなレコーディングスタジオ、映画・テレビのポストプロダクション
主な機能:
- 最大384オーディオトラック、1024インストゥルメントトラック
 - 64入力/64出力のサポート
 - 複数のビデオトラックのサポート(ビデオトラックの複数配置)
 - 高度なミキシングとエフェクト
 - 高度なサラウンドサウンド編集(Dolby Atmos、5.1、7.1など)
 - Advanced MIDI編集機能
 - 大規模な内蔵エフェクトとインストゥルメントのパッケージ
 - 高度なオーディオ編集ツール
 - Avid S6やその他のプロフェッショナルなコントロールサーフェスとの完全な互換性
 - Pro Tools | HDXやHD Nativeハードウェアのサポート
 
特徴:
- 大規模なプロジェクトや複雑なセッションに対応可能
 - フィルムやテレビのポストプロダクション、ゲームオーディオの制作に最適
 
Pro Tools StudioとPro Tools Ultimateの主な違いは、機能と拡張性にあります。以下に、両者の主な違いをまとめます。
Pro Tools Studio
対象ユーザー:個人のクリエイター、ミュージシャン、小規模なスタジオ
主な機能:
- 最大128オーディオトラック、512インストゥルメントトラック
 - 32入力/32出力のサポート
 - ベーシックなビデオ編集機能(1ビデオトラックのみ)
 - ベーシックなミキシングとエフェクト
 - Standard MIDI編集機能
 - 内蔵のエフェクトとインストゥルメントの基本パッケージ
 - ベーシックなオーディオ編集ツール
 
制限:
- 複数のビデオトラックをサポートしない
 - 高度なサラウンドサウンド編集機能の欠如
 - Pro Tools Ultimate限定の拡張機能やプラグインが使用できない
 
Pro Tools Ultimate
対象ユーザー:プロフェッショナルなレコーディングスタジオ、映画・テレビのポストプロダクション
主な機能:
- 最大384オーディオトラック、1024インストゥルメントトラック
 - 64入力/64出力のサポート
 - 複数のビデオトラックのサポート(ビデオトラックの複数配置)
 - 高度なミキシングとエフェクト
 - 高度なサラウンドサウンド編集(Dolby Atmos、5.1、7.1など)
 - Advanced MIDI編集機能
 - 大規模な内蔵エフェクトとインストゥルメントのパッケージ
 - 高度なオーディオ編集ツール
 - Avid S6やその他のプロフェッショナルなコントロールサーフェスとの完全な互換性
 - Pro Tools | HDXやHD Nativeハードウェアのサポート
 
特徴:
- 大規模なプロジェクトや複雑なセッションに対応可能
 - フィルムやテレビのポストプロダクション、ゲームオーディオの制作に最適
 
Pro Tools Studio、Pro Tools Ultimate版の違い
Pro Tools Studioは個人クリエイターや小規模スタジオ向けに設計されており、基本的な音楽制作や簡単なビデオ編集に適しています。一方、Pro Tools Ultimateはプロフェッショナルな用途に対応し、より高度な機能と拡張性を提供します。ポストプロダクションや大規模な音楽制作にはUltimateが最適です。
その人は動画編集ソフトは使用していませんでしたね!セッションをコピーして貼り付けていたみたいでした。どんな理屈でしょうか?
Pro Tools Studioでは本来、複数のビデオトラックをサポートしていませんが、特定の方法を利用して複数のビデオをタイムライン上に配置することが可能です。この方法は、セッションのデータをコピーして貼り付けることで実現されている可能性があります。以下に、その手順を詳細に説明します。
手順
- 新しいセッションを作成:
 
- Pro Toolsを起動し、新しいセッションを作成します。
 
- ビデオトラックを追加:
 
- メニューバーから「Track」 > 「New」を選択し、「Video Track」を選びます。
 - 最初のビデオトラックを追加します。
 
- 最初のビデオをインポート:
 
- メニューバーから「File」 > 「Import」 > 「Video」を選択します。
 - 最初のビデオファイルを選択し、「Open」をクリックします。
 - ビデオウィンドウが表示され、タイムラインにビデオクリップが配置されます。
 
- セッションの保存:
 
- このセッションを「セッション1」として保存します。
 
- 新しいセッションを作成またはコピー:
 
- 再度、同じセッションを新しい名前(例:「セッション2」)で保存します。
 - これにより、セッション1とセッション2が異なるビデオを含む同じオーディオファイルを持つことができます。
 
- 別のビデオをインポート:
 
- セッション2を開き、既存のビデオトラックを削除します。
 - その後、別のビデオファイルをインポートします。
 
- セッションのマージ:
 
- セッション1とセッション2を一つのセッションに統合します。
 - これは、「File」 > 「Import Session Data」を使用して行います。
 - 「Import Session Data」ダイアログで、セッション2のデータをセッション1にインポートします。
 - ビデオトラックをインポートする際に、異なるビデオクリップを異なる位置に配置します。
 
- ビデオトラックの管理:
 
- タイムライン上でビデオクリップの位置を調整し、各ビデオクリップが正しいタイムコードに配置されていることを確認します。
 
- 最終セッションの保存:
 
- 全てのビデオクリップとオーディオトラックが正しい位置に配置されていることを確認したら、セッションを保存します。
 
この方法により、複数のビデオを異なるタイムコードに配置することができます。Pro Tools Studioの制限を回避するための一時的な対策として、この方法が使われることがあります。
セッション1とセッション2を一つのセッションに統合する際、元のビデオデータが消えてしました。ビデオトラックをインポートする際に、異なるビデオクリップを異なる位置に配置するにはどう設定すれば良いですか?その人は項目選択を色々変えていたような気がします。
Pro Toolsでセッションデータをインポートする際に、ビデオトラックのデータが消えないようにし、異なるビデオクリップを異なる位置に配置するためには、以下の手順を詳細に説明します。
手順
- セッション1を作成し、ビデオ1をインポート:
 
- セッション1を作成し、ビデオトラックを追加してビデオ1をインポートします。
 - セッションを保存します(例:「セッション1.ptx」)。
 
- セッション2を作成し、ビデオ2をインポート:
 
- セッション1を基に新しいセッションを作成し(「セッションを別名で保存」機能を使用)、ビデオトラックを削除してからビデオ2をインポートします。
 - このセッションも保存します(例:「セッション2.ptx」)。
 
- セッションデータのインポート:
 
- 「セッション1.ptx」を開きます。
 - メニューバーから「File」 > 「Import」 > 「Session Data」を選択します。
 - 「セッション2.ptx」を選択します。
 
- Import Session Dataの設定:
 
- 「Import Session Data」ダイアログが表示されます。
 - 「Track Data to Import」セクションで、「Video Track」を選択します。
 - 「Video Track」を選択したら、以下の設定を確認・調整します:
- Track Offset Options:ビデオ2を別のタイムコード位置に配置する場合は、「Track Offset」オプションを使用して、適切なオフセットを設定します。
 - Track Import Options:デフォルトでは「New Track」を選択します。これにより、新しいビデオトラックが追加されます。
 
 
- Import Optionの設定:
 
- 「Import Options」セクションで以下の設定を確認・調整します:
- Main Playlist Options:デフォルトで「Overlay new on existing playlist」を選択します。これは既存のビデオトラックに新しいビデオを重ねるのではなく、新しいビデオトラックを追加する設定です。
 - Replace Existing Tracks:このオプションはオフにします。これにより、既存のトラックが上書きされることを防ぎます。
 
 
- ビデオクリップの配置:
 
- 「OK」をクリックしてセッションデータをインポートします。
 - タイムライン上でビデオ2が正しいタイムコード位置に配置されているか確認し、必要に応じて位置を調整します。
 
- セッションの保存:
 
- 最終的なセッションを確認し、問題がなければセッションを保存します。
 
この手順を使えば、Pro Tools Studioで複数のビデオを異なるタイムコードに配置することが可能です。設定を適切に調整することで、既存のビデオトラックが消えずに新しいビデオトラックを追加できます。
Track Offset はどういう設定にしたらいいですか。より詳しく教えてください。
Track Offset の設定は、インポートするビデオトラックがタイムライン上のどこに配置されるかを決定します。以下の手順で Track Offset の設定を行い、ビデオクリップを異なるタイムコードに配置する方法を説明します。
手順
- セッション1を作成し、ビデオ1をインポート:
 
- セッション1を作成し、ビデオトラックを追加してビデオ1をインポートします。
 - セッションを保存します(例:「セッション1.ptx」)。
 
- セッション2を作成し、ビデオ2をインポート:
 
- セッション1を基に新しいセッションを作成し(「セッションを別名で保存」機能を使用)、ビデオトラックを削除してからビデオ2をインポートします。
 - このセッションも保存します(例:「セッション2.ptx」)。
 
- セッションデータのインポート:
 
- 「セッション1.ptx」を開きます。
 - メニューバーから「File」 > 「Import」 > 「Session Data」を選択します。
 - 「セッション2.ptx」を選択します。
 
- Import Session Dataの設定:
 
- 「Import Session Data」ダイアログが表示されます。
 - 「Track Data to Import」セクションで、「Video Track」を選択します。
 - 「Video Track」を選択したら、以下の設定を確認・調整します:
 
- Track Offset Optionsの設定:
 
- Track Offset オプションを使用して、インポートするビデオトラックの開始位置を設定します。
 - 例えば、ビデオ2をタイムライン上の10秒後に配置したい場合は、
Track Offsetに10:00(10秒)と設定します。 - 「Offset」フィールドに時間を入力して、ビデオクリップの配置位置を調整します。
 
- その他のImport Optionの設定:
 
- 「Import Options」セクションで以下の設定を確認・調整します:
- Main Playlist Options:デフォルトで「Overlay new on existing playlist」を選択します。これは既存のビデオトラックに新しいビデオを重ねるのではなく、新しいビデオトラックを追加する設定です。
 - Replace Existing Tracks:このオプションはオフにします。これにより、既存のトラックが上書きされることを防ぎます。
 
 
- セッションデータのインポート:
 
- 「OK」をクリックしてセッションデータをインポートします。
 - タイムライン上でビデオ2が正しいタイムコード位置に配置されているか確認し、必要に応じて位置を調整します。
 
- セッションの保存:
 
- 最終的なセッションを確認し、問題がなければセッションを保存します。
 
これにより、Track Offset の設定を適切に行うことで、複数のビデオを異なるタイムコードに配置することができます。
ありがとう!解決しました。周りのプロも知らなかったので、超有料級の情報になると思います。