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言葉や道具、火を使えるからじゃない。人類が最強の生物になった、たった一つの理由。名著サピエンス全史をわかりやすく解説【サピエンス全史】【岡田斗司夫

なんで200万年間俺たちは食物連鎖の

真ん中辺で地味な種族でなきゃいけなかっ

たのかっていうとこれなんですね

人類という種には2つの転機があった

今日はサピエンス全史ですねじゃあ読んで

ない人のために概略説明ですけども上巻

ですねこっちが上官この面白さはですね

認知革命というですね人間が言葉を知った

上での進化ですねまあ人類の不幸はそこに

始まったと

史上最大の詐欺とですねこの本の中に書い

てる農業革命ですねこの農業革命が詐欺だ

ということに関してはですね高畑勲さんが

ですね

農本主義というんですか

農業農作こそが人間の本当はあるべき

姿であってそこにみんな帰らなきゃいけ

ないよというのですね生きてたら読ませて

やりたいですね

嘘じゃんかてめえ」っていうのがですね

ちょっと出てくる話ですちゃんと読んだら

ですねこれ僕時間かかったの何でかって

言うと2ページに1回ぐらいですOKって

いうのがあるし10ページに1回ぐらい

ですねえーっていう大発見があるんでです

ねもう本当にとんでもないただ読むだけ

だったら本当に面白いからですねちゃんと

読んだ方がいいですあの今回のニコ生では

分かりやすくするためにかなり端折って

ますしあとあえて単純化もして話します

ですね

興味を持ったらぜひ現物をですね読んでみ

てくださいということですね一番最初から

火を手に入れた人類がやったこと(笑)

いきましょう第1章ですねまずサピエンス

全史となってるとこれ読んでない人に

わかんないんですけどもこの本が

サピエンス電子っていうのは何でかって

言うと我々がホモサピエンスという

種族だからなんですよで人類っていうのは

ですねそのホモサピエンス以外の

ホモネアンデルタールとかですねほんま

エレクトスとかいっぱいいたんですね実は

人類って単体じゃないです色んなホモ族が

いっぱいいたんですけどそれらをまとめて

人類っていう風にはこの本の中で読んで

いるとでもう死んじゃったはずの僕らのお

じいさんとか兄弟色々ホモ族っていうの

それら含めて全部人類と呼んでいて

唯一今生き残ってるのはホモサピエンス

だけなんですねで何で生き残ったなのかと

いうと

嫌な話ですけどホモサピエンス僕らがです

ね他の人類ですねホモなんとかっていうの

をだいたい殺し尽くしちゃったからその

動機と方法を

探っていきましょうというのが第1章です

あの人によってはですねまだあの

ネアンデルタール人とかそういう

過去の人類の祖先から進化して生まれたの

がホモサピエンスと思ってる人が多いん

です何が悪いかと言ってもこの絵が悪いん

ですねこれあの人類の進化の絵なんです

けどももう本当に教科書にね載ってる絵な

んですよでこれ50年前の教科書から

ずっと乗ってるんですけれどもですねあの

一番最初お猿さんがいて

猿人になってマウスぐらいなんでしょうね

でホモエレクトスでネアンデルタール人類

ってなってるんでみんなこの順に進化した

と思っちゃうんですよねただ実際そうじゃ

なくてミッシングリンクっていうのも今

コメントあったんですけどミッシング

リンクというのもないんですよ実はですね

ここまでは合ってるんですねこのお猿さん

みたいのがホモ類人類すべての子孫が

生まれてこいつらが一斉に誕生したんです

よねドーンとでこいつらどころじゃないん

ですよものすごくたくさんのですいまだ

発見してないやつを含めたらまずその身長

1mぐらいのやつからですねおそらく身長

2m半を超えてるようなやつまで人類って

ものすごい数のものが同時多発的に地球上

のいろんな場所で生まれてたんですまあ

いろんな場所も主にアフリカからですね

中東あたりなんですけどそれがですねこう

出てきてだというのがですねまずあの最近

ですねこの15年間20年ぐらいいろんな

証拠で分かりつつあるとだから人類学って

いうのはこの15年か20年でものすごく

進歩しちゃったので教科書にはまだそれが

乗り切ってないんですだからまだこの

絵が残っちゃってるとでその他の人類を

殺し尽くしちゃったのがまあたった2万年

前か

遅くても1万年ぐらい前なんですねもう

ここから先ね何万年前って言い方します

けどしばらくこれ退屈だけど付き合って

ください600万年前ぐらいに

猿からですね枝ばかりして類人猿になり

ましたで250年ぐらい前に人類に進化し

た人類ってのはつまりホモなんとかって

いうのがばばばばばっと出てきたんですね

でこっからいろんな人類が枝分かれしたん

ですけども大きい事件としてはそのうちの

かなりの数ホモサピエンスだけじゃないん

ですよあのネアンデルタールもですね

だいたいみんな火が使えたっていう風に

言うんですねあのだから

火を使えたのはホモサピエンスだけとかと

よく言ってんですけどあれももう間違い

だったというのが分かってるんですよ

250年前に何で人類進化したかというと

まあこれも

突然変異のやつだからこの100万年単位

のことは突然変異の大きい変化で説明

できるんですけどもその250年前に

いろいろな人類が一斉にいる出てきたん

ですけどもだいたいですね全て脳が

大きかった

脳が大きかったしあと道具も使えたんです

みんな物持ってですねなんか燃つまりあと

石器文明もかなりの人類いろんな

種類の人類が持っていたとで

脳が大きいということはイコールおっさん

が大変出産が大変ってことなんですよね

脳が大きい生物があれ頭を下にして

だいたいその類人猿の生まれてきますから

なのでおっさんが大変なのでほぼ全ての

人類が

未熟児のまま生まれてくる

=他のですね哺乳類っていうのは生まれて

きてすぐに立ったり歩いたりご飯見つけ

たりできるんですけども人類種族ですねは

みんな未熟児で生まれてくるもんだから

だいたいですね2年か3年ぐらい大きく

なって自分を餌を取るのに

待ち時間があるつまりその間母親がずっと

世話をしなきゃいけないということはどう

いうことかというと本能が中途半端に

生まれてきてもう蟻とかですね8とかだっ

たら生まれてきた瞬間に自分の仕事を

分かってますよねでも人類種っていうのは

みんな未熟児で生まれてくるからそこから

先親や仲間がいろんなことを教えてこんな

ことしちゃダメだよとこれやっていいよっ

ていうふうなこと教えるという社会性が

すごい豊富な

種族社会性がすごい強い種族になっちゃっ

たとだからなんか生後数年かけて社会を

教育されて社会行動が本能ではなくて

後付けの文化でコントロールされるとこれ

もサピエンスだけではなくホモ種族と言い

ましょうか人類すべての特徴なんですね

ポイントとしてはですねこのこれらですね

人類族全員は言えることは

脳みそが大きいということ道具が使える

複雑な社会気候を持っているこれらすべて

はホモ族みんなが持ってる特徴だと思って

くださいサピエンスだけじゃないです

ポイントはですねこれが250万年前と

いうことなんですよで

火の発見

火を使ってなんかできるようになったりし

たっていうのはですねたったというのは変

ですけど30万年ぐらい前なんですね

じゃあ200万年間人類は何をしてたのか

というと何もしてなかったんですよこれが

でも本読んでて一番最初に大爆笑したん

ですけどもこれらですね

脳が大きいんですよで道具が使えるんです

よで石器持ってんですよでも200万年間

みんなですねダラダラダラダラ生きてと

乗って狩猟民族で狩りで取ると言っても

ですね主に

虫とかですそういうのばっかりなんですよ

あとは動物の死体とかそんなばっかりで

木の実ばっかり食べたキノコを食べてた

そういうやつなんですねで食物連鎖で言え

ばまあ中の下真ん中あたりのものすごく

地味な生物だったんですなのでここまでの

まとめです

目立たない雑魚キャラですねところが

火を手に入れたことの本当の意味

大きい変化があると何かっていう

火が使えるようになったということですね

80万年前ぐらいなんですけどさっき

30万年前って言ったんですけども

80万年ぐらい前からまあいくつかの種族

が火を使うようになったという痕跡があり

ますで30万年前にですねあのホモ

エレクトロスとかネアンデルタールとか

ですね我らホモサピエンスはもう日常的に

当たり前に

火を使うようになりましたで

証拠が見つかってるのこれぐらいなんです

けどもおそらく他のホモ族人類も

非っていうのは割と使ってたはずです

火を使えるようになったのはですね何が

きっかけこれわかんないですよ戦士時代と

いうですね

歴史が何も残ってなくて

結局アフリカあたりで集落を化石を

掘り起こすのを待つしかないんです集落の

化石を掘り起こした時にそいつらの歯が

どれぐらいすり減ってるかとかですねあと

周りにどんなものがあったかまずまだ土器

とかがないからですね

火を使って料理した後の証拠がなかなか

残りにくいですねただ

わかる方法があってそれは

腸の長さです人間っていうのは消化で

腸を使うんですけども

火を使っている種族はですねどんどん腸が

短くなっていく傾向があるこれちょっと後

で話しますけども

火はすごいです日はですね発明ではなくて

まあ発見なんですけどもですねまず

ライオンとかの捕食獣ですね人類史はです

ね人類たちはこれに対してまあほとんど

対抗策なかったんですけど日があれば

追い払うことができるとあと

森とか茂みを焼き払うことができる

焼き払った森の中には

焼けたどんぐりとかですいろんな食べ

られるものが落ちているとおまけに

茂みとか通れなかった部分をショート

カットして通ることができるとあのゼルダ

でですねトゲだらけのですねところある

ですあれ通れないですあれ

火をつけた矢でいたらですよ通れるように

なりましたねあれって割と人類の歴史の中

で画期的な出来事だったんですよねあら

なんか

ヤブとかしげみとかあんなか通れるように

なるよなっていうのがですねガンガン

ガンガンあったんですよで何より大きかっ

たのが食べられなかったり食べにくかっ

たりする食物が食べれるようになったこれ

火の発見の大きな差です例えばですね

チンパンジーと言いますよねで

チンパンジーてまあ人類と祖先を同じくし

てるやつらなんですけどあいつらですね

動物園で見ると一日中ダラダラしてるじゃ

ないですかあれは僕らはついつい動物園と

いう環境に閉じ込められてるからダラダラ

してるんだと思っちゃうんですけど違うん

ですよねマジであの人たちはですね

森の中にいても一日中ダラダラしてるん

ですよなんでかって言うとですねあの

チンパンジー生の食材食べるんですよ生の

どんぐりとかですねあと何だろう生の肉と

かも食べたりするまあまあチンパンジーは

動画忘れちゃったんですけども

猿の中でもです肉とかを食べるやつもです

ね生の肉とかを食べてるんですけどもです

ね1日5時間噛まなきゃいけないんですね

消化するためになので1日5時間

噛んでないとですね消化できないそのため

にもですね

腸がですねすごい長いんですねところが

火を通せば食材に火を通せばですね食事の

時間っていうのは極端に短くなりますで

小麦とか米とかじゃがいもあとはまあ

トウモロコシですねそういうですね

サピエンスの主食となる

穀類も

火で調理すればやっと消化できるように

なるんですね出ないともうめちゃくちゃ

消化しにくいんですよでで調理すると

おまけに食材の中に入ってる寄生虫とか

病原菌もまあ一応対峙できるわけですね

すごいですね日っていうのは

便利なものなんですねで調理した食材を

食べるとどうなるかって言うとあの消化が

早いんですよなので

腸が短くなってきますさっきも言ったよう

火を使っている人類種っていうのはホモ

サピエンスに限らずどんどんどんどん大腸

の長さは

短くなっていくんですねするとどんなこと

が起きるか実はですねそれまでのですね

ホモサピエンスを含めた人類すべてはです

めちゃくちゃエネルギー消費というか基礎

消費が大きかったんですよまず

巨大な大脳この脳がエネルギーものすごく

次に消化するための長がエネルギー

ものすごく食ってたんですよなのでですね

超と大腸2つの

臓器がですねものすごくエネルギーを

カロリーを消費しちゃったためですね

腸が短くなるだけで人間っていうのは行動

がすごく広がっちゃったんですよね

極端に行っちゃうとですね火を使う前の

人類っていうのは

毎日5時間ぐらいだいたい獲物を探して次

噛んで咀嚼するのに5時間さっき言った

ようにチンパンジーと同じ5時間かかるん

ですね次に消化するために5時間ダラダラ

してなきゃいけなかったんですよ1日15

時間食うだけでかかるものを消化するだけ

でじゃあ残り10時間もう寝る時間です

から本当にマジであの動物園とかでいる猿

がもの食った後ダラダラしてるのあの通り

なんですねだからメスを取るために戦うと

いうのは1日1時間とか2時間ぐらいしか

使えないんですよそれぐらい大腸というの

はエネルギー消費を使うのに必要だった

脳がとにかくものすごく使うしそれに匹敵

するぐらい腸が使ってたんですねでそれは

ねさっき言った何で200万年間俺たちは

食物連鎖の真ん中辺で地味な種族でなきゃ

いけなかったのかっていうとこれなんです

脳が化したんですけども同時にいろんな

ものを食って消化するのが大変だったから

腸もでかいとこの2大臓器で1日に15

時間ぐらい動きを制限されたから僕ら森の

中で地道に暮らすしかなかったっていう

ことですねでそれがですね火を使えて行動

まだまだザコだった人類

範囲が広がったと

火を使えればさっきも言ったように肉食獣

僕らを襲うような

捕食するような肉食獣も近づかないんです

よおまけにそれまで食べられなかった高

カロリーな食材がですね簡単に食べれる

ようになるとで

森を焼いて環境自体も変化させることが

できるんですねビーバーみたいに環境変化

する生物もいるんですけどもあいつらは

ダムを作るのにやっぱり何週間何ヶ月って

かかるわけじゃないですかところが森を

焼くのは半日1日数日あればできるんです

ねそれだけで

劇的な変化を起こせるんですねそういう

ですね環境をコントロールの力を持って

しまったっておまけに

噛む時間と消化時間1日合計で10時間

ぐらいが必要なくなったで人間たちはこれ

武器と防具比という武器と防具でおまけに

土地と時間っていうものを全部手に入れる

ことが可能になったんですそんな暮らしを

ですね20万年ぐらいやってるとこれ

30万年前に

火を使えるようになって20万年ぐらい

やってったらですね進化というのは人類に

ようやっと人類たちにいろんな方向性を

与え出したと例えば

ホモネアンデルタールス

ネアンデルタール人ですね彼らは

サピエンスより僕らサピエンスより大きな

脳とかすごい運動能力とかですね体力が

与えられたんですなので単体で勝負したら

僕ら勝てないんですよ本物病んでると

デナデルタール人っていうな僕らホモ

サピエンスより賢くて強くておまけになん

か敏捷というですねまあ困ったやつらだっ

たんですねあとインドネシアのジャワと

あたりにいたですねホモフローレシアス」

って言うんですけどこいつら体調1

メートルぐらいしかないです体重25kg

ですね小型化する方向で進化しました

だいたいですね30万年前に

火を得てから人類たちのですね大まかな

あの別れが始まってですねでこの頃から

そろそろ後輩つまりセックスして子供を

作るのが可能なんだけどもそろそろ難しく

なると今の犬と同じですね後輩可能でそれ

で新しい

種族が作れるんだけどもそろそろ難しく

なってきたというのが10万年ぐらい前の

状態ですでこれら人類です僕らホモ

サピエンスがですね全部滅ぼさなかったら

あと10万年間20万年ぐらいしたら多分

後輩不可能になってたと思うんですね

ところが10万年ぐらい前ですねはまだ

後輩可能だったとなので

ヨーロッパに住む人たちの遺伝子の中には

ですねまあほんの少しですね3%ぐらいと

か5%ぐらいとか1.7%とかいろんな説

があるんですけどもちょっとだけ

ネアンデルタール人のですねDNAが残っ

てますで僕ら東アジアに住む人類にはです

ねホモエレクトロですね遺伝残ってます

つまり10万年前にまだちょっとだけ後輩

が可能だったんですねで太平洋とか

オーストラリアに住む人たちには

デニソワ人ってホモデニソワのですね遺伝

子がちょっと残ってますただですねいやだ

から俺らとヨーロッパ人は顔が違うんだっ

てそういうことではないですよものすごい

ちょっとしが違うんですけどほぼ同じなん

ですけどねでなんでですねこのちょっと

しか混血しなかったのかというと実はホモ

サピエンス州僕らにはですね特徴があって

匂い

敏感なんですよで自分たちの種族と違う

匂いを

極端に嫌うっていうのが俺らホモ

サピエンスの特徴でですねだから

ネアンデルタールスとかですねあの

エレクトスはですね10万年前にすでに

違う匂いっていうのを持っていたので

敵として排除せよという信号が僕らの中で

生まれたらしいんですねなのでごく一部の

匂いに鈍感だったり大らかだったりする

ホモサピエンスたちが

荒廃してでようやほんの少しだけ悩んで

いるタオルとかですねあとエレクトスとか

のDNAが僕らの中に残っているとそう

いう風になってたみたいですまとめですね

火を使えるようになったけどやっぱり

サピエンスは雑魚キャラだったとまあ

ようやっとここから本題です

人類を最強たらしめた転機とは

認知革命についてですねそんなですねホモ

サピエンス州はですねなんで他の

種族をですね

絶滅させるようになったのかということ

ですホモサピエンスというのはですね人類

の中でも特に強くもなくネアンデル人強く

もなく特に賢くもないんですよ10万年前

ですねこのサピエンスの集団が地中海に

あるですねネアンデルタール人のですね

集落

縄張りを襲うっていうですねそういう事件

がありましたこれねちゃんとあの化石とか

そういうので発見されてるんですねどう

なったかというともう結果はボロ負けだっ

たんですねサピエンスはあっという間に

追い払われたこれ10万年前ですところが

ですね7万年前にですね同じ

ネアンデルタール人の集落をサピエンスの

一団が襲ったとこれどうなったかと今度

買ったんですですねでそれどころかですね

地中海どころか中東からアジアまでですね

ネアンデルタルっていうの全部次々次々と

追い払ったとこの7万年前からホモ

サピエンスの

快進撃が始まったんですねでついにですね

快進撃はですね続いてですね地球上から

ネアンデルタール人僕らより強くて賢い

やつをですね全部追い払ってしまってたん

ですよ

火を発見してからちょっとぐらい行動範囲

が広がったかと言ってもそこから先20何

万年間パッとしなかったホモサピエンスに

何が起こったのか何でここまでねあの強く

なったのかと

脳が大きくなったのかというといやそんな

ことないんですよ他の人類種もですね

みんな脳が大きかったんですよ道具が

使えるからっていうのがよく昔の教科書に

あったんですけども

繰り返しますけども100万年前には

ほとんどの人類史は道具を使ってるんです

火を使いこなしたからというのもこれも

30万年前からさっきも言ったように

いろんな人類集が火を使ってますだから

それでもないですで言葉かどうかとよく

あの言葉今もコメント言葉出てきますね

言葉はどうかというんですけども実はです

ねその言葉人類だけのものじゃないとよく

言われる通り8だって言葉を持ってるとか

いるかも喋るって言うんですけどもかなり

ね動物の言葉も最近分かってきたんです

けども

精密というかですね割と細かいんですよね

例えばですねこいつはですねサバンナ

モンキーというお猿さんですサバンナ

モンキーっていうのはですねスカイブルー

の金玉を持つサルというので有名なんです

けども見てわかる通り

めちゃくちゃ金玉が綺麗な色してるんです

けどもですねこのサバンナモンキーはです

ねあのちゃんと言語を持っていて気を

つけろライオンだっていう言語を持ってる

と同時にですね気をつけろわしだっていう

言語も持ってるとこの2つを鳴き声が別な

んですねなのでこの気をつけろわしだって

いうサバンナモンキーの鳴き声を録音して

で野生のサバンナモンキーに聞かせると

全員一斉に上を向くんですよ全サバンナ

モンキー同じ共通言語を話してですね気を

つけるわしだっていう言葉をよその土地で

録音したやつを聞かせるとサバのモンキー

は一斉に上をうわっと向くんですねで次に

気をつけろライオンだっていうのを録音し

て他のサバのモンキーに聞かせると全サバ

のモンキー一斉に木に登るんですねそう

やって逃げるとこれぐらいですねその

サバンナモンキーっていうのはですね言語

を持ってるんですね人類だけじゃないと

かなりそれは

複雑な言語を持ってるんですねじゃあ何が

違ったのか7万年前に起きたこの出来事

サピエンスたちに起きたのは

遺伝子の突然変異によって

脳内の配線が変わってしまった脳の中の

配線が変わってしまったり言葉の使い方が

変わった言語自体は

イルカでも猿でもおそらく犬でも猫でも

クジラでもサバのモンキーでも持ってるん

ですただその使い方がガラッと変わって

しまったとこれをサピエンス全史本省では

ですね認

革命という風に呼んでます例えばサバンナ

モンキーはですね気をつけろライオンだっ

ていうことはできるんだけどもう大丈夫だ

ライオンはもういないっていうのを言う

ことはできないですねでしかしサピエンス

僕らホモサピエンスはライオンはもうい

ないということができるしあと朝ライオン

がいたけどもう今はもういないっていう

ことができる

川には今ライオンがいるということは

森は今大丈夫だという風に言うことも

できるこのようにですね言葉をつないで

いって

論理的な構造がつなげるとでおまけにです

ねあいつはライオンを倒したって

噂話ができるですねライオンを倒したも

のっていうのはそれまでだったですねそれ

を見たものとか近くにいたものしかあいつ

ライオンと倒せたんだすげーっていう風に

思えないんですけどそうじゃなくて

噂話であいつライオン倒したらしいよって

いうのを広めることもできるし

倒してもないのに俺ライオン倒したよと

いうこともできるしあんなこと言ったけど

本当かっていう風に言うこともできるん

ですねこれがですねすごい大きな変化な

わけですさらにです大きな変化として

我々にはライオンを倒したリーダーがいる

イコール

我々の守護神はライオンだだから我々は

ライオンのように勇敢で他の部族より強

いっていうですねどんどんどんどん言葉の

使い方が変わっちゃったので

認識に変化が起こってきたこれ認知革命と

言います実はですねホモサピエンスが言葉

を覚えて

認知革命以降ですね話してきた言葉の大半

噂話らしいんです僕らがSNSとかで

噂話あったりしょうもない話拡散して

るって言うのは人類のもう本当に

根幹に関わる行動であってそれが当たり前

なんですね

噂話っていうのが実は人類を人間たらしめ

てる要因だっていう風に言われています

さらにすごいのこの4番ですねライオンは

わが部族の守護神だって言うんです

虚構ってやつです

虚構はですねこのサピエンスの群れの

サイズを大きくすることができるんですね

チンパンジーの群れのサイズというのは

だいたい20頭から50頭と言われてまし

てそれを超えると秩序が不安定になるとで

だいたい不満を持った個体が他の個体を

悟って

群れを率いて別の個体あの群れを作るので

百頭を超える

群れって言うなチンパンジーではほぼ野生

では確認されていないってかすごいレアな

ケース人類も同じでですね人類の中で最強

であったですネアンデルタル人ですね

ネアンデルタアル人ですら

群れの数は150が限界であったこの

150っていうのを社会学でナンバー数と

いう風に言います聞いたこともある人も

いると思いますナンバー数っていうのは

類人猿がだいたい彼らの脳のサイズからし

てまああの

意思統一が何とかできるギリギリの数って

いう風に言われてるんですねナンバー数

ですこれを超えると集団はまあなんか分裂

して近くにいる集団同士は殺し合って

しまうこれがナンバー数ですでこの4番の

虚構ですねこの

我々の守護神だとか我々は神に守られて

いるというこの

虚構というのを入れることによってですね

ナンバー数を超える150を超える組織が

可能になったとなのでたとえそのよその

部族であっても例えば

聖なる誓いっていうですね

約束みたいなものによってもしか神の啓示

みたいなものによってですね手を組むこと

ができるんですねサピエンスたちはですね

ライオンが守護神の部族とかですねわしが

守護神の部族というのがいたら例えば

休戦して共に戦ったりもできるとお互いに

守護神像例えばトーテムみたいなものです

褒め合ったりまたは互いの娘を交換して嫁

にやったりとかいろんな手段ですね群れが

ですね生理的に本当いえばナンバー数を

超える数の集団というのは受けられない

はずなのにこの虚構っていうのをさっき

言った神様とかそういうようなものを

入れることによって大きい集団が可能なん

ですねおまけにこの噂話によってですね

実力以上の力がホモサピエンスは出せる

ようになります例えば

守護神に選ばれたものがですねこの戦いで

死んだら地上よりもっと素晴らしい場所に

生まれ変わることができるぞ」って言えば

ですねなんとそれを信じて死ぬまで戦う

ことができるんですよあのこの戦いに負け

たらお前の家族は敵に皆殺しにされると

未来のことなんかわかんないんですよ戦い

に負けても敵に見直しにされるかどうか

わかんないですけどもその言葉を信じて

戦うことができるとこれネアンデルタル人

勝てた理由なんですねなんでかって言うと

ネアンデル人はホモサピエンスより力が

強くて運動能力が高くて手先も器用なん

ですけども知ってるもの同士しか信頼でき

ないんですよ

胸の数の限界150でそれ以上になるとお

互い反発しちゃうんですねなので

胸の数っていうのは150程度に限定され

たとだから

守護神やあの世を信じてないので

負けそうになると悩んでるダルビア撤退し

ちゃうんですよね当たり前ですけど

種族の誇りとか家族のために命を落とす

ようなバカは一人もいないわけです結果と

して悩んでる立場撤退して撤退

撤退してそれを効果的に包囲していった

ホモサピエンスたちにですねやられて

しまったというわけですまとめるとですね

認知革命とは何かというと

突然変異による脳の敗戦外ですね

噂話と虚構でサピエンスは地球最強集に

なったホモサピエンスになったというのが

ですねここまでのまとめですこの

人類が地球で覇権を握れたカラクリ

噂話と虚構でですね大集団を作ることが

できてホモサピエンスはです

瞬く間に進撃を開始しますインドネシアに

いたホモソロエンシスというのはですね

5万年前に

突然姿を消しましたでオーストラリアにい

たデニソワ人ホモデニスはもうですね

サピエンスが太平洋を渡ると同時になぜか

姿を消しましたあれほど強くて賢かった

ですねネアンデルタロ人も3万年前に全部

絶滅しちゃったんですねで最後に残った

サピエンス以外のですね人類ですね

ホモプロレスエンシスはですね

1万3000年前にですねホモサピエンス

がジャワ島を発見して移民した瞬間になぜ

か消えてしまいましたで以後1万年以上

ですね人類といえば僕らホモサピエンス

だけになっちゃったんですねなので

ついつい僕らですね人類=ホモサピエンス

で考えるようになっちゃったって他の

ネアンデルタール人のような

劣った原始人から僕らは進化したっていう

風に考えちゃうんですけどそうじゃない

ですなぜかホモサピエンスが行ったところ

で他の人類は全部絶滅してるんですよねで

これは何でかということに関してはですね

人類学者の中でもですねまだまだですね何

だろう宗教心が豊かな人もですいれば

身も蓋もない人もいるわけですよで結構

論争が続いてます例えばホモサピエンス

たちの豊かな社会というので文明の

ショックを受けて彼らは生活力を失って

死んだという人もいればですねもっと

はっきりとホモサピエンスに滅ぼされ

たっていう人もいればホモサピエンスに

食われたっていう人もいるぐらいですただ

よくないといろんな化石が見つかってるん

ですねもちろん戦闘して死んじゃった化石

もあればあの

衰弱して栄養不足で死んじゃったような

ものもあって

結局そのホモサピエンス以外の死に方って

いうのは様々なんですけどもまだまだその

化石の調査が進んでないのですねただ一つ

言えるのはホモサピエンスが行ったところ

では他の人類は全て大体ですね1000年

もかからず

滅んでるって事だけは確実ですなのですね

まあ人類の兄弟ホモサピエンスの兄弟を

多分滅ぼしたのはですよホモサピエンスな

んですけどこの辺の細かいことはですね

ちゃんとですねサピエンス全史に書いて

ありますのでですね

興味がある人はこれをちゃんと読み

ましょうということですね

殺人の動機はですねその多分僕らがさっき

も言ったようにですねあの気の荒い種族で

他の種族の匂いを気に入らないんですなの

で気に入らなかったからじゃないかと思い

ます彼らは殺して構わない

殺さないといけないという虚構とか神話を

無理やり作ったんじゃないかなというふう

に思いますということです人類皆殺し事件

のですねまとめですね

ネアンデルタールなど他の人類史をですね

4万年ほどで絶滅させました動機はあいつ

ら人間じゃねえから殺しても構わないと

いうような

虚構神話みたいなものを作った道具は

噂話と虚構とこれが動機と道具ではないの

かなという風に思いますマリオのゲーム

オーバーみたいなもので

終わっちゃったっていう感じに近いと思う

んですよね

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