特集

熊被害についてロシアだったら山ごと皆殺しになってる?

いや、ロシアで「山ごと皆殺し」みたいな大規模絶滅作戦はやってないよ。むしろ逆のイメージの方が強いくらい。ロシア(特にシベリア・極東・カムチャツカ・サハリンとか)は世界トップクラスのヒグマ大国で、推定個体数は12〜15万頭とか言われてる。日本(1万〜2万頭程度)と比べても桁違いに多いんだけど、それでも「山ごとクマを根絶やし」みたいな話は現実的に出てこない。実際の対応パターンはだいたいこんな感じ:

  • 人家・集落近くに出没 → クマパトロール(WWFとか地元ボランティアが主体)が信号拳銃、音、除雪車などで追い払うのが基本。シロクマ地域とか特に有名。
  • 人を襲った個体 → ほぼ確実にその場で射殺(正当防衛扱いでもOKなケースが多い)。カムチャツカとかサハリンで起きた凄惨な事件の後すぐ処理されてる例はいっぱいある。
  • 問題クマが多発する地域 → 地元レベルで駆除許可が出やすかったり、狩猟枠が増えたりするけど、「山全体のクマを皆殺し」にはならない。
  • サハ共和国とか一部地域では「生態学的許容量を超えてる」と学者が警告しても、人命に真の危険がある場合のみ駆除OKという規制のまま。

要するにロシアは
クマは資源(狩猟)でもあるし、観光資源でもある
という意識が強い国だから、日本みたいに「保護優先で駆除にめっちゃ慎重」って感じでもないけど、
かといって「被害出たから山ごと焼き払え!」みたいな極端な対応もしてない。むしろ**「人を襲ったクマは即殺すけど、基本的には追い払って共存」**が主流で、日本よりはよっぽどドライに処理してる印象。日本で「クマ1頭殺すのに何ヶ月も会議」みたいな話があるのと比べると、対応スピードは早い方だよ。だから「ロシアだったら山ごと皆殺しになってる?」→ いや、なってない
山ごと皆殺しにするほどの予算も動員力もロシアにないし(笑)、そもそもクマ自体が地域の生態系・文化の一部として残ってるからね。日本が今めっちゃ悩んでる「駆除か保護か」のジレンマは、ロシアではわりと「危険なら殺す、基本は追い払う」で回してる感じだよ。

-特集