サッカー界における「世界最高速度(トップスピード)」の公式記録や、主要データサイト(Optaなど)が計測したスタッツに基づき、現役・歴代トップクラスの快速サッカー選手と最新の2025-2026年シーズン最速ランキングをまとめました。 参考:Futboljobs +1
サッカーにおける足の速さは、試合中のGPSトラッキングデバイス(STATSportsやCatapult社製)によって、時速(km/h)で公式に計測されています。 Futboljobs
サッカー界の快速スピードスター50選(km/h順・ポジション別)
世界トップクラスの公式スタッツ(時速35.5km/h以上)を記録した現役・歴代のスピードスター50人を、時速の目安とプレースタイルで網羅しています。
世界最速トップ10(2025-2026年最新&歴代最高記録ベース)
まずは、世界最速として世界中で広く知られる「トップ10」の顔ぶれです。
追加にあたっての前提知識
- サッカーの公式記録は「時速(km/h)」のみ
- 試合中に装着するGPSデバイス(STATSportsやCatapult社製)で計測されるため、全選手共通の公式な「50m走のタイム」は存在しません。
- 50m走のタイムは「推測値」または「過去の測定値」
- 海外選手の大半は、試合中の最高時速(km/h)から物理的に計算した「推測理論値」、あるいはユース時代やクラブのテストで出た「非公式タイム(手動含む)」です。
- 日本人選手は、学生時代やJリーグ合同テストなどで実際に計測された「実測公式・非公式タイム」が多く残っています。
【50m走タイム付き】世界最速トップ10
最高時速(km/h)に、各選手の50m走タイム(※推定値・またはクラブ測定値)を併記しました。
(参考:男子陸上100m世界記録保持者ウサイン・ボルト氏の50m通過タイムは5秒47です)
- ガブリエル・シルヴァ(サンタ・クララ)
- 40.3 km/h / 50m走換算:約5.45秒(驚異のボルト超え理論値)
- ティエリ・アンリ(元フランス代表)
- 39.2 km/h / 50m走タイム:5.58秒(ユース時代の実測とされる伝説の記録)
- キリアン・エムバペ(レアル・マドリード)
- 38.0 km/h / 50m走タイム:約5.65秒(PSGのテストや試合中スプリントからの推計)
- アントニー・ゴードン(ニューカッスル)
- 38.2 km/h / 50m走換算:約5.67秒
- カリム・アデイミ(ボルシア・ドルトムント)
- 37.6 km/h / 50m走換算:約5.74秒
- ミッキー・ファン・デ・フェン(トッテナム)
- 37.38 km/h / 50m走換算:約5.78秒
- カイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)
- 37.31 km/h / 50m走換算:約5.79秒
- ジャクソン・チャチュア(ウォルバーハンプトン)
- 37.30 km/h / 50m走換算:約5.79秒
- ヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン)
- 37.20 km/h / 50m走換算:約5.80秒
- マフムド・トレゼゲ(エジプト代表)
- 37.5 km/h / 50m走換算:約5.76秒
サッカー界の快速スピードスター50選(50m走推定タイム付き)
最高速度(km/h)をもとに、物理的な加速減速を考慮した「50m走の推定タイム(一部実測含む)」を網羅した完全版リストです。
1〜15位:時速36.8km/h以上(50m走:5.4秒〜5.8秒台)
- ガブリエル・シルヴァ(40.3 km/h)/ 約5.45秒
- ティエリ・アンリ(39.2 km/h)/ 5.58秒
- アントニー・ゴードン(38.2 km/h)/ 約5.67秒
- キリアン・エムバペ(38.0 km/h)/ 約5.65秒
- カリム・アデイミ(37.6 km/h)/ 約5.74秒
- マフムド・トレゼゲ(37.5 km/h)/ 約5.76秒
- ミッキー・ファン・デ・フェン(37.38 km/h)/ 約5.78秒
- カイル・ウォーカー(37.31 km/h)/ 約5.79秒
- ジャクソン・チャチュア(37.30 km/h)/ 約5.79秒
- ヌーノ・メンデス(37.20 km/h)/ 約5.80秒
- アルジェン・ロッベン(37.00 km/h)/ 約5.83秒
- オリヴァー・バーク(37.00 km/h)/ 約5.83秒
- ガレス・ベイル(36.90 km/h)/ 約5.85秒(※100mは11秒前半と公表)
- チドジー・オグベネ(36.93 km/h)/ 約5.84秒
- アンソニー・エランガ(36.90 km/h)/ 約5.85秒
16〜30位:時速36.3km/h〜36.8km/h(50m走:5.8秒〜5.9秒台)
- ペドロ・ネト(36.86 km/h)/ 約5.85秒
- ロイス・オペンダ(36.86 km/h)/ 約5.85秒
- ウチェンナ・オグンド(36.77 km/h)/ 約5.87秒
- ドミニク・ソボスライ(36.76 km/h)/ 約5.87秒
- ガブリエル・マルティネッリ(36.74 km/h)/ 約5.88秒
- ダラ・オシェイ(36.73 km/h)/ 約5.88秒
- アントニオ・リュディガー(36.72 km/h)/ 約5.88秒
- ブレナン・ジョンソン(36.70 km/h)/ 約5.89秒
- ウスマヌ・デンベレ(36.60 km/h)/ 約5.90秒
- アマドゥ・オナナ(36.65 km/h)/ 約5.89秒
- モハメド・サラー(36.64 km/h)/ 約5.89秒
- ジェド・スペンス(36.62 km/h)/ 約5.90秒
- アルフォンソ・デイヴィス(36.51 km/h)/ 約5.92秒
- アクラフ・ハキミ(36.48 km/h)/ 約5.92秒
- リッキー・ジェイド・ジョーンズ(36.46 km/h)/ 約5.93秒
The PFSA
31〜40位:時速36.0km/h〜36.3km/h(50m走:5.9秒〜6.0秒台)
- デスティニー・ウドギ(36.42 km/h)/ 約5.93秒
- ブライアン・ムベウモ(36.36 km/h)/ 約5.94秒
- アダム・ダギム(36.32 km/h)/ 約5.95秒
- フェデリコ・バルベルデ(36.30 km/h)/ 約5.95秒
- ヤン・ディオマンデ(36.30 km/h)/ 約5.95秒
- ウィリアム・オスラ(36.29 km/h)/ 約5.95秒
- エルリング・ハーランド(36.20 km/h)/ 約5.97秒
- ジャスティン・ニジンマー(36.19 km/h)/ 約5.97秒
- ジェレミー・フリンポン(36.18 km/h)/ 約5.97秒
- ダニエル・ジェームズ(36.13 km/h)/ 約5.98秒
41〜50位:時速35.5km/h〜36.0km/h(50m走:6.0秒〜6.1秒台)
- ヤンクバ・ミンテ(36.11 km/h)/ 約5.99秒
- クリスティアン・コンテー(36.04 km/h)/ 約6.00秒
- ジャン・マテオ・バホヤ(36.04 km/h)/ 約6.00秒
- バズマナ・トゥーレ(35.98 km/h)/ 約6.01秒
- ヴィニシウス・ジュニール(35.97 km/h)/ 約6.01秒
- ケヴィン(フルアム / 35.95 km/h)/ 約6.02秒
- サイード・エル・マラ(35.91 km/h)/ 約6.03秒
- オラ・アイナ(35.82 km/h)/ 約6.05秒
- アルバロ・ガルシア(35.54 km/h)/ 約6.10秒
- アルナウト・ダンジュマ(35.50 km/h)/ 約6.11秒
【実測値あり】日本のスピードスター(再掲)
日本の韋駄天たちは公式・非公式ながら、50m走を実際にスパイクを履いて計測した驚異的な数字が残っています。
- 永井謙佑(名古屋グランパス)
- 50m走:5.8秒(実測) / 日本サッカー界の元祖スピードモンスター。
- 前田大然(セルティック)
- 50m走:5.8秒(実測) / 試合中何度も時速36km/h級のスプリントを繰り返せる化け物スタミナ。
- 浅野拓磨(マヨルカ)
- 50m走:5.9秒(公式実測) / サンフレッチェ広島時代などの体力テストでマーク。
- 宮市亮(横浜F・マリノス)
- 50m走:5.9秒(実測) / 高校時代にマークした、当時の日本高校サッカー界最速記録。
- 伊東純也(スタッド・ランス)
- 50m走:約6.0秒(実測) / 大学時代などのデータ。現在はリーグアンで時速35.5km/h以上を連発。
50m走のタイムを加えると、いかに彼らが「陸上の短距離選手」に近い領域で走っているかがよく分かりますね!
「人類最速の男」ウサイン・ボルト氏の衝撃的なデータと、時代を彩ったレジェンド(歴代最高峰)たちの全盛期のスピードデータをまとめました。
陸上選手の記録は「スパイク着用・スターティングブロックあり・陸上トラック」。サッカー選手は「サッカースパイク着用・ピッチ(芝)・ボール保持や相手の警戒あり」という条件の違いを踏まえて見ると、さらにその凄さが際立ちます。
人類史上最速:ウサイン・ボルト(陸上短距離)
ウサイン・ボルト氏が2009年ベルリン世界陸上で叩き出した「100m:9秒58」の世界記録から、公式に計測された「50m通過時点」のタイムと最高時速です。 参考:YouTube·TBS陸上ちゃんねる【公式】 +1
- 50m走タイム:5秒47(公式途中計測)
- 瞬間最高時速:44.72 km/h
- 解説:ボルト氏が最高速度に達するのはレースの60m〜70m付近(時速約44.5km〜44.7km/h)です。しかし、加速途中の50m地点ですでに「5秒47」という、全サッカー選手が逆立ちしても届かない異次元のタイムを公式にマークしています。
Number Web +4
- 解説:ボルト氏が最高速度に達するのはレースの60m〜70m付近(時速約44.5km〜44.7km/h)です。しかし、加速途中の50m地点ですでに「5秒47」という、全サッカー選手が逆立ちしても届かない異次元のタイムを公式にマークしています。
歴代レジェンドサッカー選手たちの全盛期タイム
世界のサッカー史において「別格の速さ」と恐れられた歴代レジェンドたちの、全盛期の推定・実測タイムです。
1. クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)
- 50m走換算:約5.75秒
- 全盛期最高時速:38.6 km/h〜38.9 km/h
- 解説:レアル・マドリード時代や2018年W杯で時速38km台後半の爆速スプリントを計測。マンチェスター・ユナイテッド所属時には、試合中に「96メートルの距離をわずか10秒未満(スパイク着用・芝生の上)」で駆け抜けたという驚異的なデータも残されています。
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- 解説:レアル・マドリード時代や2018年W杯で時速38km台後半の爆速スプリントを計測。マンチェスター・ユナイテッド所属時には、試合中に「96メートルの距離をわずか10秒未満(スパイク着用・芝生の上)」で駆け抜けたという驚異的なデータも残されています。
2. ロナウド(元ブラジル代表 / フェノメノ)
- 50m走タイム:5秒8〜5.9秒(ユース時代実測)
- 全盛期最高時速:約36.5 km/h
- 解説:全盛期(バルセロナやインテル時代)の「怪物」は、大柄な体格でありながら初速の爆発力が陸上選手並みでした。相手DFを無力化するトップスピードのまま高速シザース(またぎフェイント)を繰り出す、現代でも唯一無二のスピードスターです。
3. ロベルト・カルロス(元ブラジル代表)
- 50m走タイム:5秒7台(クラブ測定・非公式)
- 全盛期最高時速:約37.0 km/h
- 解説:100mを10秒台で走ると言われた「悪魔の左サイドバック」。太ももの圧倒的な筋力から繰り出されるスプリントは、陸上短距離選手そのもののピッチ(足の回転数)を誇りました。
4. クラウディオ・カニーヒア(元アルゼンチン代表)
- 50m走換算:約5.80秒(※100m公式ベストは10秒23)
- 全盛期最高時威:約36.8 km/h
- 解説:1990年代に「風の息子」の異名をとった元祖・韋駄天。元々は陸上短距離の選手でもあったため、当時のサッカー界では完全に頭一つ抜けたスピードスターとして恐れられました。
5. マイケル・オーウェン(元イングランド代表)
- 50m走換算:約5.85秒
- 全盛期最高時速:36.0 km/h
- 解説:1998年フランスW杯で見せたアルゼンチン戦の伝説的な「ワンダーボーイ」の独走ゴール。トップスピードまでの到達スピード(初速)が異常に早く、全盛期は一瞬の裏抜けだけでディフェンスを壊滅させました。
「ボルト vs サッカー界の最速王」比較表
| 選手名 | 50m走タイム | 瞬間最高時速 | スピードの特徴 |
|---|---|---|---|
| ウサイン・ボルト | 5秒47(公式) | 44.72 km/h | 人類史上最速。60m以降の伸びが異次元。 |
| ガブリエル・シルヴァ | 約5.45秒(理論値) | 40.3 km/h | サッカーの試合中に記録された驚異の最高速度。 |
| ティエリ・アンリ | 5秒58(実測値) | 39.2 km/h | ストライド(歩幅)が大きく、独走状態では無敵。 |
| C・ロナウド | 約5.75秒(推定) | 38.9 km/h | 強靭な筋肉から生み出される圧倒的な推進力。 |
| K・エムバペ | 約5.65秒(推定) | 38.0 km/h | ドリブルをしながらでもトップスピードが落ちない。 |
| 前田 大然(日本) | 5秒80(実測値) | 36.5 km/h | 試合中に時速36kmスプリントを数十回繰り返せる。 |
過去には「アーセナルの快速DF(エクトル・ベジェリンら)が、試合中の最初の40mのタイムでボルトの100m世界記録時の40m通過タイムを上回った」と欧州メディアで話題になったこともあります。
しかし、スタート時の反応速度や50m以降の「最高速度(44.72km/h)」を考えると、やはりウサイン・ボルト氏は完全に別次元の存在と言えます。
ロベルトカルロスはマラソンも速い?!
ロベルト・カルロスが「マラソンも速い」というのは、実はサッカーファンの間で長年語り継がれている有名な都市伝説(誤解)です。
結論から言うと、彼がフルマラソン(42.195km)を走って陸上選手並みの記録を出したという公式なデータはありません。しかし、そう噂されてしまうのも納得の「異次元のスタミナと走行距離」を持っていたことは紛れもない事実です。
なぜそのような噂が生まれたのか、彼の本当の凄さと合わせて紐解きます。
「マラソンも速い」と言われた理由
1. 試合中の走行距離とスプリント数が異常だった
当時のサイドバックとしては異例の運動量を誇り、90分間の試合中に12km〜13km近くを走破していました。さらに恐ろしいのは、そのうちの大半が「全力スプリント(猛ダッシュ)」だった点です。普通の選手なら後半に足が止まるところを、彼は90分間スタミナを切らさずにサイドを往復し続けました。この姿を見たファンやメディアが「あいつはマラソンを走らせても速いに違いない」と形容したのが噂の始まりとされています。
2. 驚異的な心肺機能と肉体
彼の太ももの太さは現役時代「約61〜63cm」(一般的な成人男性のウエスト並み)あり、圧倒的な筋肉量を誇っていました。さらに心肺機能もバケモノ級で、試合直後でも息を全く切らさずにインタビューに答える姿が何度も目撃されています。
3. 引退後のチャリティマラソンなどの噂
引退後にいくつかのイベントやチャリティランに参加したことが尾ひれはひれつき、「元ブラジル代表のロベルト・カルロスがマラソンで激走した」という話にすり替わって日本や海外のネット掲示板で拡散されたと言われています。
奇跡の男:本当にフルマラソンで激走したレジェンド
ロベルト・カルロスの噂は都市伝説ですが、実は「本当にフルマラソンに挑戦して、一般の市民ランナーが驚愕するタイムを叩き出したレジェンド」が別に存在します。
それが、元レアル・マドリードの名MFだったカカ(元ブラジル代表)氏です。
- カカ氏のマラソン記録:3時間38分10秒(2022年ベルリンマラソン)
- 解説:市民ランナーの目標である「市民ランナーの上位(上位約10〜15%)に位置する「サブ3.5(3時間30分切り)」に迫る驚異的な記録を残し、その衰えないスタミナが世界中で大きな話題となりました。サッカー界屈指のストライカー(最高時速35km/h超)でありながら、引退後にこの長距離の才能を開花させたカカ氏こそ、真の「短距離も長距離もバケモノ」と呼べる存在です。