『九条の大罪』第1話(第1審「片足の値段」)の詳細なストーリーまとめ(ネタバレ全開)です。これは真鍋昌平の漫画原作を基にした作品で、Netflix版ドラマもほぼ同様の展開です(ドラマ版は烏丸の視点から始まるなどの微調整あり)。導入部:九条と烏丸の紹介
- 主人公・九条間人(くじょう たいざ):鼻炎持ちのバツイチ弁護士。ビルの屋上でテント生活をする偏屈な男。半グレ・ヤクザ・前科者などの厄介な依頼ばかりを引き受け、ネットでは「悪徳弁護士」と叩かれているが、法律を徹底的に使いこなして依頼人の利益を最大化する。
- 烏丸真司(からすま しんじ):東大卒のエリート弁護士。新たに九条の事務所(イソ弁=居候弁護士)として働き始める。九条のやり方に最初は衝撃を受ける。
本編:ひき逃げ事件の依頼ある日、自動車整備工場を経営する半グレのリーダー格・壬生憲護(みぶ けんご) が、手下の森田を連れて九条の事務所に訪れる。
- 事件の概要:森田は飲酒運転+運転中にスマホゲームをしながらよそ見をし、住宅街で親子が乗った自転車をはねてひき逃げ。父親は即死、5歳くらいの息子は一命を取り留めたが左足(片足)を切断する重傷。母親は生きる気力を失うほどショックを受ける。
森田は最初、九条に多少嘘をつこうとするが、九条は「正直に全部話せ。戦略が立てられない」と厳しく詰め、烏丸も「中々のクズだな」と呆れる。九条の「弁護士にあるまじき策」九条は森田に以下の指示を出す(教唆に近いグレーゾーン):
- すぐに警察に出頭せず、サウナなどでアルコールを抜く(20日間ほど時間を置く)。
- スマホを事務所に置いていく(ゲームの記録・位置情報などの証拠を隠滅)。
- 財布のレシートなども捨てるなど、飲酒やよそ見の証拠を可能な限り消す。
- 出頭後は黙秘を徹底。何も余計なことを話さない。
森田は指示通り行動。九条も同行して警察に出頭させる。裁判と結末
- 事故現場の状況、父親の既往歴(心臓関連など)などを九条が徹底的に調べ、**「轢いた時点で父親はすでに死亡していた可能性」**を主張。
- 飲酒・スマホ操作の証拠が薄れ、過失運転致死傷などの重い罪を軽減。
- 結果、森田は執行猶予付きの判決(実刑なし)で釈放。喜ぶ森田と壬生。
一方、被害者側:
- 母親は弁護士を雇わず、保険会社に言いくるめられて最低限の補償しか得られず、大損。
- 父親の死亡・息子の片足切断という悲惨な結果なのに、加害者はほぼ無傷で社会復帰。
九条は烏丸(や薬師前を通じて被害者側)に「無知というのは本当に罪ですね」と語る。被害者家族が弁護士をつけていれば補償額が大幅に変わっていたことを示唆。 テーマと印象的なシーン
- 九条の冷徹さ:「被害者は死んでたほうがいい」(戦略上)といった発言で、烏丸や視聴者に衝撃を与える。
- 法とモラルのギャップ:法律を守りつつ最大限の利益を追求する九条の「信念」と、被害者の無念・無知による二次被害。
- 漫画では執行猶予判決時の被害者母親の凄まじい形相が強烈。ドラマ版も後味の悪さが強調されている。
これが第1話の核心で、「交通事故の時は弁護士をつけないと損をする」という現実的なメッセージも込められています。以降の話も同様に、九条がアウトロー案件を法律で捌いていく内容です。Netflixで有料なのでネタバレ希望の方に詳しくまとめました。原作漫画もおすすめです!